福原寛ブログ 笛に想う

福原流笛方 福原寛のブログです。 どうぞよろしくお願いします。

島田宿

今年は島田の帯祭り大祭の年で、10月には賑やかに大祭が行われました。

私の伺っています第二街の地元のお囃子会「若嶋連」は何回目かの代替わりをしてフレッシュでしたが、
OBの方達もうずうずしていたようで、忘年会を兼ねて「久しぶりにお囃子をしてみましょう会」を開きました!
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「もうぜんぜん太鼓や鉦にさわってないから~」と言いながらも嬉しそうに皆さん準備を。

いざ打ち出すと皆さんピシっとして、本番でもいけそうですね~っといった感じでした。
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島田の皆さんはほんとうに大らかな方達で、楽しくのんびりとしたひと時でした。
「毎年一回でもいいのでこんな会をしましょう!」
との嬉しい声がありましたので、是非また集まりたいと思っております!
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ずーっと受け継がれてゆく祭りという町の大切な行事。
このまま長く続いていきますように!

11月も半ば過ぎ…

最近このお店のランチが気に入ってます。
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近所のお店ですが、ランチに「野菜プレート」というのがありましてサラダや煮物や天ぷら等になった野菜が乗っていて、スープとパンが付きます。
ここの店主はもともとライブハウス「ブルーノート」の食事を作られていた方で、独立して奥様と二人で切り盛りしています。
気軽に入れるお店です。

さて、いよいよ11月も半ば過ぎとなりました。
すぐに師走がやってきます。
国立音楽大学も卒業生のアルバム作りが始まってます。
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長唄囃子サークル「チリカラ座」の写真も載せるべく撮影となりました!
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みな可愛い生徒たちで頑張り屋です。
来年も沢山部員が入り、このサークルが長く続きますように!

女子東音会

国立小劇場にて女子東音会演奏会が開かれました。

毎回お客様も多く、盛会な女子東音会。
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今回私は高砂丹前、橋弁慶、俄獅子、紀文大尽と演奏させて戴きました。

囃子方はその舞台の状況に合わせて柔軟な演奏スタイルを要求されます。
今回のように女性の三味線、唄の演奏会と歌舞伎の舞台演奏と同じようにしてしまったら成立しません。
しかも大きな音が出る打楽器と笛が三味線と唄の前に座るという舞台配置にも囃子方は気遣いが必要となります。
頭では解っているつもりでも、本番の演奏となるとなかなか冷静にできません。がしかし常に心に留めておくべき事の一つです。
難しいことです…


終演後には歌舞伎座近くで附け打ちの会「和の音」公演の打ち上げがありました!
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歌舞伎座に近いこともあり清元昂洋さん、尾上右近さんご兄弟にお目にかかるなど愉しいハプニングもありつつ…
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次回公演の妄想などで話も盛り上がり、夜は更けたのでした…

熱海サンビーチ公演~森羅万象に捧ぐ~

雨天中止!という客泣かせの公演。
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二日間に亘りサンビーチの波打ち際に作られた舞台で公演を致しました。
熱海の芸者さんの踊りと演奏、日本舞踊、歌舞伎囃子の素演奏、浄瑠璃素演奏、能楽といったとてもバラエティーに富んだ演目の公演でした。
月と海を題材にした公演で、演目にもそれぞれ趣向が凝らされました。
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初日の新作能「海」。
舟に乗って満次郎しが登場。
舞台で舞を始めるとどんどん暗くなり月とその光による月の道が出てきました。
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二日目には私も素演奏一調一管「月と海と」を演奏させて戴きました。
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初めは薄明りの月に薄い月の道。
演奏をしている間に空は濃い藍色となり月はくっきり!
月の道に誘われるように演奏が続きます。
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二日目の創作能は「月」。
月の精が再び会場より月の道を辿り、登場し舞台へ。
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誠に美しい公演となりました。
夕方から夜にかけえゆっくりと、しかしはっきりと変化をする空と月と海。
まるで天地が音や舞によって一つながりになったようでした。

是非またこの様な企画が立ちますことお祈りしております。

舞踊家の花柳あらあ先生と熱海芸者の小いちさん!
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2016島田大祭

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東海道島田宿…島田市に伝わる帯祭りの3年に一度の大祭が催されました。

一~五街の町内ごとに屋台(引いて動かす山車のようなもの)があり、その前に張り出している舞台で街の子供達が日本舞踊を披露するのが一つの名物となっています。

東京等から演奏家を招いて戴き、地方(舞踊の音楽)として演奏をしております。
私は第二街の屋台にお邪魔させて戴きました!04
決まった形も大人顔負けですね!
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今回は三人の踊り子さんが出演しており、観光客の方達を楽しませていました。
一人二演目となっていて、
・花の三番叟 → 惜しむ春
・橋弁慶 → 俄獅子
・連獅子 → 舞妓、近江のお兼
となっていました!
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四歳という小さなお子さんも一生懸命にそして元気に踊って拍手喝采!
眠くなってしまい、踊りながら何度も眠りにおちるという可愛らしい光景もお祭りならではです。
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慌てて、後見の踊りの先生が支えに出るのですが、半分眠りながらも頑張って踊りきることができた後は、踊り子係の青年にだっこされて熟睡(笑)
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また元気な舞台の時には支度の間中あれこれとお喋り。これがまた面白いのです。
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この連獅子の二人は前回(三年前)も出演していて、その後日本舞踊が好きになり今まで稽古を積んできた為、とてもしっかりした踊りで感心させられました!
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お姉ちゃんの方はこの後「舞妓」に、妹ちゃんは「近江のお兼」
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着替えもてきぱきと自らも手伝い早変わり!
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幕切れにはお客様から御ひねりが沢山飛んできて子供達も満足で幕が下りた途端に忙しく拾い集める姿も可愛らしい。

この上踊りと呼ばれる舞踊の他に、地踊りと呼ばれる地元の若い青年、女子青年の皆さんが踊る地踊りというものがあって、屋台の移動の折に開かれます。
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これも街によって曲目が違い、其々の屋台鑑賞楽しみの一つになっています!

そしてもう一つ!
擦れ違いといって屋台同士が競り合った後、移動を競うものがあります。
今年は雨が降ったため、駅前の広場で二街と四街の擦れ違いのみでしたが、爆発的に盛り上がります。
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この時には地元の方達が祭囃子を演奏して競うのです。
我々も特別に屋台へ乗せて戴き祭の中心部に!

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屋台を取り巻く大勢の観光客の喝采の声や青年達が掛け合う声や怒声、そして祭囃子の音、その熱気が渦となって中心の屋台から吹き上がる様な感じです。
まるで異空間に居る心地。

二街の囃子「若嶋連」も代替わりをして若手になり、フレッシュ感アップです。
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心嬉しくなりました!

町全体が祭のために動き、108回目を迎えたこの歴史ある祭典を伝えていることをひしひしと感じるとても素敵な祭り。
お伺い出来て良かったです!
二街の皆様、心温かく迎えて戴き本当に有り難うございました!
また三年後の大祭を目指して!!!

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