2017年10月10日

熱海サンビーチ公演ふたたび

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昨年に続き今年も月の美しいこの時期に熱海サンビーチの仮設舞台で公演が開かれました。

前日までの激しい雨も朝方に上がり、昼間は暑いくらいの良い天気になりましたが、夕暮れ時から雲がまた厚くなり月は顔を出してくれないかなっと思っていました。
しかし雨はすっかりどこかへ去り舞台の準備は着々と進んだのでした。

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いよいよお客様も集まり、舞台のお浄めが始まり、そして火入れの儀式です。

幕開きには熱海の芸妓さん方がお座敷芸を披露し華やかな始まりと。
そして今回の私共の出番。
演目は先ず一調一管による創作曲「仙境」
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今回のために作曲したもので初演です。
演出の都合上そのまま常磐津「山姥」に入っていくことになってましたので、その曲想に繋がる感じと思い作ってみました。
山深く、俗界遥か遠くに離れた清浄な世界を笛と小鼓にて表現しました。

引続き、静かに舞台へ登場した花柳あらた師が山姥を踊られました。
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そして能楽「羽衣」より創作能楽「月の道」へ。

波の音に誘われてお月様も姿を見せてくれたようです。
秋の夜の現実を忘れるかのようなひと時、波打ち際の舞台にて。


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2017年09月26日

名古屋附け打ちの會

名古屋にて「附け打ちの會」主催ワークショップが無事に終了しました。
今回も沢山のお客様にご来場致き恐縮いたしております。

お客様と(^^)
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附け打ち方の山崎徹さんのガイドでいろいろとお話をしました!
山崎さんとは同じ板に座っておりながら直にじっくり話をする機会も意外に少なく、「そうなんですか~!」「なるほど~!」などとびっくりしたり、得心がいったりと今回も我々も楽しい時間となったのでした。
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お客様も熱心なので、ついつい話が長くなりハッとして時計を見ることも度々(笑笑)
そしてお客様にも能管を体験してもらいました!
五人のお客様に出て頂き、音出しとトヒヨ、トヒヨっと鳶笛を!
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勿論、少しですが我々(私と山崎さん)の演奏?音出しも。
古典の決まり手の組み合わせのものと、創作のものも。
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この附け打ちの會では毎回いろいろなゲストを呼び、ゲストの技術や心を皆様に伝えることによって歌舞伎をさらに楽しむことが出来るようにと頑張っております。
今後も何卒よろしくご贔屓にお願い申し上げ奉ります!


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2017年09月23日

添釜

今日は新宿京王百貨店の6階京王ギャラリーで催されていた清水久嗣さんの陶芸展に私の師匠福田宗耕先生が添釜をなさいました。
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平日ということでサラリーマンの男性お弟子さん方はなかなか参加出来ないこともあり、
新参者の私に白羽の矢が立ったのでした^_^;
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本当はもう一方、私と同じような業種の方が参加予定でしたが、急に予定が変わり参加出来なくなったため、ほぼ一日中お点前をさせて戴くという私には勿体無い大役を頂戴した一日でした!
普段からしていないことはやはり硬くなってしまいますね。
笛のお弟子さん方の気持ちがよく分かる一日でしたよ(笑)
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しかし本当によい経験をさせて戴き、福田先生には御礼の申しようがございません。

ご案内が始まる前に練習のようなお点前をさせて戴いておりましたら遠州流の浅井宗匠がお出ましになり、
カチンコチンのお点前をお見せしてしまいました…
しかし宗匠はお優しい(/_;) 「お茶が美味しく戴けましたことがなによりですよ」と最後に励ましのお言葉を頂戴致しました。

最後には徳禅寺の橘和尚さまもお出ましになられて少しお話も出来ました。
嬉しい一日となりました。(ヘトヘトでしたが)


福田先生のお弟子さんにお庭で茶花を育てていらっしゃる方がいまして、朝出勤前にわざわざ沢山の茶花を届けてくれました。
先生が何か所かに活けられて展示会場がとても明るい雰囲気になりました。
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どれも可愛らしい花ばかりですね!
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2017年09月22日

五島美術館長唄演奏会

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ここは東京五島美術館。
このところ毎年この素晴らしい美術館で長唄演奏会が開かれています。
今年も天候にも恵まれ沢山のお客様にご来場頂きました!
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これは喜三の庭の舞台稽古の図。

今回の演目は…
「雨の四季」蔭囃子の道具を前に並べての賑やかな演奏でした。
「喜三の庭」素演奏(唄と三味線のみ)で。
「紀州道成寺」囃子は勿論入って急の舞、祈りも全て演奏するフルコース。
このような演目でお贈り致しました。

七回目となる会でお客様も定着してきている感じを受けます。
ご来場くださりましたお客様、五島美術館のスタッフ皆様ありがとうございました(^^)
来年も開催できますと嬉しいことと願っております。

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楽屋から眺める庭ですが、本当に天気が良く、窓を開けておりますとそよそよ気持ちの良い風が流れ込んできて心が和みます!
どこからか二匹の子猫がやってきて日向ぼっこを決め込んでいました。
そんな姿を見ておりますとこちらもウトウトと…


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2017年09月16日

犬山にて

子供達(小学生)に能管を教えるために帰郷しまひた。
公民館に行ってみると子供達が長唄を皆で唄ってました。

















犬山こども長唄クラブの皆さんです。
七福神という曲、前に貼られた歌詞を見ながら大きな声でちゃんと長唄になってました。
なんだか意味の分からない歌詞も沢山あるでしょうに、皆さん楽しそうにワイワイ稽古してる姿を見ますと嬉しくなりますね。

この後に低学年は五郎の寄せ(セリ)の合方部分を、高学年は鶴亀の楽合方部分を練習しました。

12月に発表会をしますので楽しみですね!

日が変わって本日の午前中は大人の方達中心の講習会でした。


















犬山祭囃子の保存と発展を歌舞伎囃子の笛から学び考えるというお題ですが、とにかく能管と草笛に見立てた篠笛の実習が中心です。
今年の暮れまで緩やかに行いますが12月にやはり発表会と長唄なども含め古典の演奏会を開き皆さんに見聞きして頂きます。

この様に地域に根付いたり長い時間をかけての地道な活動が今の伝統文化には必要なところです。
頑張っていろいろと活動して参りますのでよろしくご支援お願い申し上げます!


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