2011年09月
2011年09月30日
2011年09月29日
大阪新歌舞伎座公演も
九月大阪新歌舞伎座公演が千秋楽を迎えた。
この度は、勘太郎丈と七之助丈の「男女道成寺」と
勘三郎丈の「文七元結」と「お祭り」を演奏させて戴いた。
勘三郎さんの復帰初本興行だが、「まだ本調子じゃない」とご本人。
楽屋でお目にかかったり、舞台転換のひと時など
まだちょっとお元気でないのかな? という感じをうけたが、
後半になってくると徐々に元気になられたような感じ。
「良かった~!中村屋が戻ってきた。」と思った。
来年には勘太郎さんの勘九郎襲名が控えている。
無理をしないようにどんどん元気になって戴きたい。
fuefuki_kan at 00:21|Permalink│Comments(1)
2011年09月16日
音大と邦楽
今、音楽大学で邦楽の授業を開いているところは多い。
教職免許取得の為に単位が必要で、
其の為の授業といってよい。
しかし、一年または半年スパンの授業では
なかなか必要なことを形にした内容にするのは難しい。
邦楽を勉強するのにとても大切なことの一つに正座・楽座といった演奏スタイルがある。
これを授業に取り入れるためには畳か絨毯のように座れる教室が必要。
しかし、大学内にそのような教室はほとんど無い。
私が伺う大学にも畳の教室は無く、
別の建物として広い茶室のような施設があるのみ。
古くから邦楽に取り組んできている音大ではあるが、
根本的な理解が薄いことは否めない。
大学自体にもただの教職単位修得授業の感がある。
一年や二年では演奏を深く習得するのは不可能。
その期間で日本音楽の何が大切なことなのかを感じること、
またそこに洋楽とは全く違った楽しみのようなものを見つけることが大事だと感じている。
その手助けに大学内に日本を感ずることのできるスペースや物が少しでも多くなると嬉しい。
教職免許取得の為に単位が必要で、
其の為の授業といってよい。
しかし、一年または半年スパンの授業では
なかなか必要なことを形にした内容にするのは難しい。
邦楽を勉強するのにとても大切なことの一つに正座・楽座といった演奏スタイルがある。
これを授業に取り入れるためには畳か絨毯のように座れる教室が必要。
しかし、大学内にそのような教室はほとんど無い。
私が伺う大学にも畳の教室は無く、
別の建物として広い茶室のような施設があるのみ。
古くから邦楽に取り組んできている音大ではあるが、
根本的な理解が薄いことは否めない。
大学自体にもただの教職単位修得授業の感がある。
一年や二年では演奏を深く習得するのは不可能。
その期間で日本音楽の何が大切なことなのかを感じること、
またそこに洋楽とは全く違った楽しみのようなものを見つけることが大事だと感じている。
その手助けに大学内に日本を感ずることのできるスペースや物が少しでも多くなると嬉しい。