福原寛ブログ 笛に想う

福原流笛方 福原寛のブログです。 どうぞよろしくお願いします。

2012年10月

御園座の勘九郎さん襲名披露公演も中日を迎えました。
昨日の新聞記事にも載ってましたが、勘三郎さん休演のため、
中村屋ご兄弟には大変な公演となってますが、
お二人の大奮闘でとても素晴らしい舞台になってます。
最後まで演奏で少しでもお助けできるように努力したいと思ってます!

今回の囃子方若手の面々。
皆さん仲良くいい感じですね。
(中に中堅も混ってますが…f^_^;)
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今月は名古屋御園座の顔見世興行です。
中村勘九郎さんの襲名披露公演で私が参加させて戴いている演目は、
義経千本桜の「吉野山」「四ノ切」です。
この作品は千本桜の中でも最も人気のある源九郎狐(狐忠信)が主役の話ですが、
狐というと必ず使う囃子の手があります。
「来序」ライジョと言います。

この手は能管のヒーというヒシギを太鼓がテンとうける手から始まるので、
通称「ヒー天」といいます。
この義経千本桜の忠信編には頻繁に使われており、
殆どが源九郎狐の心が最高潮に高揚した時に使われます!
その為、演奏者もそこに向けて気持ちが高ぶり、
一気に弾ける感じとなります。
とても緊張する一瞬ですね。
いよいよ興行が始まります!

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