福原寛ブログ 笛に想う

福原流笛方 福原寛のブログです。 どうぞよろしくお願いします。

2014年07月

庄内にて第31回「糸の会」無事にお開きとなりました。
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藤沢周平の小説で知られるとてものどかな町、山形の庄内に住む長唄愛好家が集まって31回もの演奏会を開いてまいりました。
会員皆さんとても気立てのよい方達で和やかな会と凄まじい宴会を伝統的に守ってきました。

お開きの雛鶴三番叟
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長唄には日吉小間蔵氏、日吉小八郎氏、三味線には杵屋勝松氏、杵屋勝国悠氏。
囃子は私と堅田昌宏氏。
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お客様にも大勢お出かけ戴き、無事に千穐楽となりました。
皆様お疲れ様でした!

翌日はお馴染となった羽黒山へ。
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出羽三山の中では比較的お詣りしやすい羽黒山は結構な人数の観光客で賑わってました。
大きな滝のある赤い橋を渡ると国宝の白木づくり五重塔が見えてきます。
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この塔は関東守護の将門公によるものだそうです。
素朴ですが近くにいくと迫力があります。
今回はとてもラッキーだったのですが、明治以来、秘中の秘とされ幻とう言われた出羽三山御開祖の蜂子皇子御尊像の御開帳の年となっており、御尊像を拝観することが出来ました。

蜂子神社
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この先は御開扉の予定は無いとのこと…
有難い気持ちになって羽黒山斎館で羽黒山八つの景色を料理に見立てた精進料理「羽黒山八景御膳」を頂戴し帰途につきました。
精進料理

小布施の街並み
公演終了後は鈴花さんでお客様と一緒に楽しい食事のひと時を戴きました。
翌日の午前中は公演のお客様にもお運び戴きました方々が経営する和菓子屋さんやカフェ、造り酒屋さんなどにお邪魔して美味しいお菓子やお酒を戴き、午後には折角長野まで出て参りましたので、こじんまりと感じの良い小布施の街を後にして善光寺に詣でてみることにしました。

善光寺4
休日ということもあり観光のお客が沢山出ておりました。

参道にある藤木庵さんで蕎麦を戴き、ゆっくりと坂を上っていくと仁王門が見えてきました。
参道途中に信号機があり車が横断しているところなどから寺の規模の大きさや参道の長さがうかがえます。

途中に感じの良いホテルや宿坊がならび心惹かれますね。
今度伺うときには是非宿坊にお邪魔したいと思います。







善光寺1

仁王門の手前に「大本願」
善光寺5
善光寺が特定の宗派に属さないということを初めて知りました。
今は天台宗と浄土宗の僧侶が共同で守っていらっしゃるとのこと。
大本願は浄土宗のご住職が住まいする格式のあるお寺。
ここには善光寺上人第百二十世一条智光台下が青少年の健全育成のため普賢・文殊の菩薩を祀った「文殊堂」がありました。
我々古典音楽の世界にも関わり深い普賢菩薩、文殊菩薩。御堂の中に鎮座なさっていました。
普賢文殊

仁王門を潜ると山門が。
善光寺2
1400年あまりの歴史を誇る日本屈指の古刹に圧倒されながら有難くお詣りさせて戴きました。

東京を出る頃は雨がしとしと降る肌寒さをちょっと感じる陽気でした。
今日は小布施「鈴花」さんで中馬さん企画による横笛公演です。
重い空の上越道を走り、佐久辺りのトンネルを抜けると先程までの空とはうって変わって初夏の日差しが待っていました。
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標高が高いのか空が低く感じます。
まるで雲の上へ向かっているような道。
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すんなり小布施に着いたので、花屋が経営するカフェで遅めの昼食をとりました。
大きな庭に囲まれたテラスでゆったり食事を戴いていると、陽射しは強いのに風がそよそよ吹き抜けてとても気持ちのよい一時となりました。
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時間の流れがゆったりと音もたてず通り過ぎ、夢と現が交錯するような不思議な感じさえしました。

演奏では少人数のお客様でとても密な空間を共有することができました。
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小鼓を堅田昌宏さんに助演願って無事に公演も終了致しました。
最後に中馬企画の中馬さんと、にちでんでんの杉浦さん、そして堅田昌宏さんの四人でご挨拶。
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皆様ほんとに有り難うございました!

羽田さん能管講座
名古屋稽古場のお弟子さんの羽田さんの主催で能管講座が開かれました。
今回は初めて参加された方も何人かいらっしゃり、
一部と二部にわけて初心者と経験者の二講座としました。

篠笛とは全く違った演奏スタイルの笛に、初めはぎこちない方も沢山いらっしゃいましたが、
兎に角がむしゃらに古典曲を稽古練習しながら能管に纏わる話をいくつかするうちに、少しずつ慣れてなんとか古典曲の最後までたどり着きました。

主催者の羽田さんの人柄により、皆さんとても明るい方々で笑顔の絶えない講座でした!
また是非とのお声も頂戴しましたので、実現できますように頑張りましょう!

有り難うございました。
羽田さん能管講座2

初めの写真とどこが違うでしょうか??

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