2016年03月

2016年03月23日

千葉先生添釜

本日、新宿の京王デパートいて催されていた「保庭楽入氏展示会」の添釜を大先生の千葉宗立先生がなさいました。
我々福田宗耕先生の門下生でお手伝いをさせて戴きました!

最終日とあって午後2時までとちょっと短い時間でしたが、お客様は途絶えることなく沢山の方がご来場くださりました。
千葉先生のお点前は相変わらず流れるような自然体で美しく素晴らしい空間でした。
福田先生も亡くなられた宗心宗匠に生き写しだと仰ってましたが、それはそれは幸せな時間を過ごすことが出来ました。

千葉先生と福田先生
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添釜が終了した後は、福田先生お宅に移りお稽古となりました。
本日は先ず「お茶とう」という利休さんの命日にちなんで菜の花を飾り、薄茶を献茶する稽古。
のろのろとお茶を入れたため、茶杓に水気が付いてしまい後のお薄点てがちょっと困りました。
難しいものですね。

その後は七事式の稽古となり「花月」「一二三」を見て戴きました。
それで失礼しようとしたところ、先生よりもう一度「花月」をしますから東をしなさい…といわれ慣れない手つきで袱紗を千代結び。
それでも何とか終わりを迎えホッと。

本日はほんとうにお茶尽くしの一日となったのでした!

fuefuki_kan at 22:44|PermalinkComments(0)

2016年03月22日

藍の会

名古屋の父が始めました長唄・囃子「藍の会」も今年で28回目を迎えることが出来ました。
ちょうど平成の年と同じ数だけ会を重ねて参りました。
これも会員の皆様、ご来場くださいますお客様方、ご助演くださいます先生方皆様のお蔭様と本当にありがたく御礼申し上げます次第です!

28回目の会も昨日無事に終了致しました。
今回は最後に長唄「犬神」を演奏させて戴きましたが、やはり難曲で大変でしたが何とか無事に…
難曲ですがとても劇的な“カッコイイ”曲といえるもので、唄、三味線、囃子其々の息のやり取りがお洒落に係わり合う部分多々。
こういったなかなか演奏される機会の少ない素敵な曲を取り入れるのも良いように思いました。

毎回笛の組曲を一曲入れさせていただくのも恒例となってまして、今回は獅子をモチーフにした古典曲を組曲風の笛のみの演奏にアレンジしたものでした。
お稽古を始めて日の浅い方から長く続けていらっしゃる方まで皆一緒に演奏しますので、助け合いながら皆さんと頑張ってしております。今回はいつもよりちょっと人数少なめでしたが頑張って演奏致しました。

楽屋で一枚!
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今後も頑張って続けて参りますので何卒よろしくご指導ご鞭撻賜りますようにお願い申し上げます!
有り難うございました。

fuefuki_kan at 10:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年03月17日

名古屋公演御礼


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芸術劇場で行われた「力神」公演、無事に終了致しました!
御来場くださりました皆様、本当に有り難うございました。

亀崎の潮干祭が今回フューチャーされていて、本場の山車と祭関係者の皆様がご出演下さりました。
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美しい細工や錦の布、素晴らしい山車でした。
これが力神様です!
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山車を引いて海へ乗込んでゆく勇壮な祭だそうです。
カラクリ人形も素晴らしく、最上段で浦島太郎がカラ繰られます。
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今回の愉しい囃子仲間です。
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先ずは御礼とご報告の写真まで。
有り難うございました。

fuefuki_kan at 01:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年03月10日

永樂の世界

日本橋高島屋さんで行われています「永樂-歴代と十七代永樂善五郎展」に行って来ました!
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京都の知人の方よりご招待戴きました。
私はお茶のお稽古を始めたといいましても、勿論よちよちの何も解らない素人なのですが、歴代の作品も沢山持ち出されており、それはそれは素晴らしい世界がありました。
代々の力強く、また繊細で美しい、また大らかで大胆といった様々な作風を目の当たりにすることができ、時を忘れる瞬間でした。
一通り拝見させて戴きました後はへとへとでした。やはり力のある作品がこれだけ並びますと圧倒され見るだけでもとてもエネルギーを消耗することでした。
代々茶の湯の千家ともかかわり深いこのお家は財閥の庇護も受け脈々とこの作風を受け継ぎ、そして新たな風を陶芸界に吹き込んできたということが多くの陶器から見ることができました。
また、さかのぼった代に直系ではなく他人の子を養子として迎えて技と心を引き継がせ次代を襲名させてきたこともなんとも言えない感動があり、また長くこの家が守られてきた理由があるように感じました!

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当代の善五郎さまも伝統的な手法により斬新で抽象的な作品も沢山作られており、これにも驚かされました。
私は全くの無知ものですが、それでも心に残る多くの作品から素晴らしい職人魂を感じ、我々邦楽演奏者の感覚にも似たところが多々あるなどと感動しながら帰途についたのでした。

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2016年03月07日

雨のち曇り

今日は病院に午前中から伺ったりとなんとなくブルーな感じでしたが、東京の空も…
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朝からかなり激しく雨が降り注いでいましたが、午後2時過ぎごろになると小雨から曇り空に。

雨でも渋谷の街は人混みが凄く、カフェも大賑わいでしたのでちょっと肌寒かったのですがテラスで。
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明日はかなり暖かい日になるようです。


先日久しぶりに友人と食事をしたのですが、連れていってくれたお店が木挽町の「こびき」
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肴も熱燗も美味しく、男同士の暑苦しい会話も長々と続いたのでした。

お酒は基本的にお燗して頂くのが好きなのですが、
銘柄などには全く拘りません。
近所のよく伺う店は、日本酒がいろいろ揃えてあり(季節によって銘柄はかわるのです)楽しませてくださいます!
私はお酒についても拘りがないどころか全く不勉強で、美味しく戴ければなんでもOKといったところです。
お店でもいつも「お任せコース!熱燗でお願いします!」
こんな感じ。
先日は…
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こんな感じにいろいろ頂戴しました。
中ほどの「るみこの酒」はバイトの女の子チョイスでぬる燗でしたが、あとは店主のチョイスでした。
長珍の「ささにごり生」は他の店では「お燗になんかできません」っ!
なんて言われそうですが、ここではOK。こういう甘くないにごりの熱燗がまたいけるのです!

こんなことを書きますとそうとうな呑み助と思われてしまうかもしれませんが、普通です!
ただ、お酒は確かに好きですね。


fuefuki_kan at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)