2017年05月
2017年05月23日
和んぱく会
名古屋池下の古川美術館近くにある為三郎記念館。
とても風流な造りの建物に素晴らしい庭があります。
庭に野外舞台を作り、パフォーマンスをしました。
踊りとお茶とお花と陶器、そして笛の演奏。
花活けにも絡む演奏もあり、通常の演奏会とは異なる趣向で面白い会になりました。
和んぱく…変わった名ですが、今回で五回目。最初に主催したメンバーが50歳で半白、和物を発信するということでこの名前になったそうです。
私は2回目の参加でした。
陶芸家の故加藤春鼎さんのご縁で参加させて戴きました。
そして今回から春鼎さんの親友谷本洋さんも参加なさいました!
谷本さんの伊賀焼の素敵な器に小川さんが大胆に活け込みます。
勿論中に春鼎さんの作品も!
お茶席では表千家の谷口さんがおもてなしです。
今回の和んぱく会を表現した床の間です。
綺麗なお菓子はかきつばた。
沢山のお客様にご来場戴き、濃密な時間が流れるひと時となりました。
ご協力くださった古川美術館の学芸員の皆様、ご来場くださったお客様、有り難うございました!
西川まさこさんの〆のご挨拶で幕となりました。
2017年05月02日
下浚いにて
杉浦先生こと杵屋五三吉先生と初代田中傳一郎先生の追善の長唄会が開かれます。
昨日は下浚いが行われました。
これは鏡獅子!
杉浦先生には学生時代から大変お世話になり、思い出深い先生のお一人です。
ご子息の五吉郎さんは大学の先輩、邦ちゃんこと元太三郎さんは同級生。
その邦ちゃんが二代目田中傳一郎を襲名するお披露目の会でもあるのです。
初代傳一郎先生は我師寶山左衛門先生が若き日にずっと舞台を共になさっていた先生です。
この大切な会に参加できますこと、とても嬉しく光栄に思います!
これは黒髪。
こういう渋い曲を演目に選んだりまた笛のみを添えるなんてお洒落な感覚が先生譲りの息子お二人。
この会には宮田哲男先生や堅田喜三久先生と人間国宝の偉い先生方の他、私の同級生や年代の近い方達が大勢助演に来ており、とても感慨深いものがあります。
おっさんになった姿で記念写真撮ろうか~なんていうことで。
よい演奏の素敵な感覚を共有することのできる有難い人たちです!
音楽に対する感覚といえば、最近読んでみました本にとても共感できる面白い本がありました!
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。
なんとなく表紙の感じと題名に惹かれて手に取りました。
分厚くて大きな本なのでちょっとなぁ~とも思いましたが、全く気にならないほど楽しめました。
ピアノコンクールが題材になったものですが、全く違う様式をもつ我々の音楽にも通ずる感覚が西洋音楽の根源にあるように描かれてました。
恩田さん、どんな方か会ってみたいな~(笑)
昨日は下浚いが行われました。
これは鏡獅子!
杉浦先生には学生時代から大変お世話になり、思い出深い先生のお一人です。
ご子息の五吉郎さんは大学の先輩、邦ちゃんこと元太三郎さんは同級生。
その邦ちゃんが二代目田中傳一郎を襲名するお披露目の会でもあるのです。
初代傳一郎先生は我師寶山左衛門先生が若き日にずっと舞台を共になさっていた先生です。
この大切な会に参加できますこと、とても嬉しく光栄に思います!
これは黒髪。
こういう渋い曲を演目に選んだりまた笛のみを添えるなんてお洒落な感覚が先生譲りの息子お二人。
この会には宮田哲男先生や堅田喜三久先生と人間国宝の偉い先生方の他、私の同級生や年代の近い方達が大勢助演に来ており、とても感慨深いものがあります。
おっさんになった姿で記念写真撮ろうか~なんていうことで。
よい演奏の素敵な感覚を共有することのできる有難い人たちです!
音楽に対する感覚といえば、最近読んでみました本にとても共感できる面白い本がありました!
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。
なんとなく表紙の感じと題名に惹かれて手に取りました。
分厚くて大きな本なのでちょっとなぁ~とも思いましたが、全く気にならないほど楽しめました。
ピアノコンクールが題材になったものですが、全く違う様式をもつ我々の音楽にも通ずる感覚が西洋音楽の根源にあるように描かれてました。
恩田さん、どんな方か会ってみたいな~(笑)