福原寛ブログ 笛に想う

福原流笛方 福原寛のブログです。 どうぞよろしくお願いします。

2017年12月

国立音楽大学の講義も本年最後となりました^ ^
二年目の学生さん達はこれが最後の講義になります。
やはりちょっと寂しいですね〜

二年目の学生さん達と一緒に!
















子供達が良い人生をおくれますように!

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五回目のリサイタル、無事に終了致しました。
助演者の皆様、ほんとうに渾身の演奏をしてくださりました。
紀尾井ホールのスタッフもとても良くしてくださいました。
そして楽屋、ロビーでお手伝い下さったスタッフの皆様、本当に本当に有り難うございました!

そしてなにより沢山のお客様がこの平日の夜にご来場くださり感謝感激です。

会当日の様子を少し(^^)

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この色紙はなんと大徳寺塔頭の徳禅寺橘和尚様がわざわざ送ってくださったものです!
もう嬉し~!
会のご案内をさせて戴いたところ、ご都合が合わないとのことで、激励にこの色紙を!
今回が月をテーマにした演奏のため、月にちなんだ美しいお言葉を!
和尚様、心より御礼申し上げます。

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先ずは一曲目、創作曲「月の道」です。
呂英様と右近様の小鼓打ち合わせと太津之様が大太鼓で波の音を入れてくれました。

二曲目は長唄「月」。
これは今藤流のものでサラリとまあふわりとした曲調で寶師の笛手附が冴えます。
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学生時代からお世話になっています富士田新蔵様と今藤美治郎様に助けて頂きました。
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そして最後の曲は長唄「黒塚」。
第一景は阿闍梨一行と老女が語る一つ家の中。
糸繰り唄の中に吹き込む篠笛が眼目です。
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唄の五人は其々に役柄があり芝居のように進行します。
三味線の杵屋彌四郎様は同郷(愛知県)のため、やはり自分の子供のころからお世話になって参りました方です。
唄の利光様もわざわざ唄と三味線だけのお稽古もしてくださり会に臨んで下さいました。
なんと仲間とは素晴らしいものでしょうか!
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そして第二景「月の芒野」!
何といっても黒塚の中で一番素敵な場面です。
無垢な鬼女の心と月の清浄な光が重なり合う感動的な場です。
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ここからは唄も三味線もフルメンバー。
景毎に幕を下ろして乗り換わるため、蔭囃子の大太鼓は重要です。
今回特別に田中流家元のお許しを戴き、田中傳八郎さまに来て頂きました。

そして哀しみの第三景へ。
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太鼓も加わります。
三景の三味線大薩摩はもの凄い迫力です。
鬼女の怒りと哀しみ、そして人間としての羞恥心。
複雑な心の動きを大胆に全ての楽器で表現します。


今回の三曲とも唄も、三味線も囃子もすごく難しく大変な曲でしたが、素晴らしい助演の方達の演奏で無事にお開きを迎えることが出来ました。
全てのことに感謝をこめて「本当に有り難うございました!」
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