伝統芸能の競宴

2011年02月07日

邦友会

土日の二日間「邦友会」という長唄・囃子の合同発表会のようなものがありました。
一年間頑張って稽古をしてきた成果を発表するのですが、大きなホールでの演奏の為、皆さんかなり緊張してしまうようです。
しかし、下浚い(リハーサル)よりも何方も良かったような気がします。

緊張してしまいなかなか思うように演奏できないと皆さんおっしゃいますが、
緊張しないような人には想いが伝わるような演奏はできないと亡くなった寶師匠はおっしゃっておられました。

大人になるとなかなか呼吸が苦しいほどの緊張は、機会が少なくなってしまうように思います。
つらいと言葉では言いながら、毎年続けて出演なさる方が沢山いらっしゃるのは、きっとこの強烈な緊張と、その後の緩みが皆さん癖になるからなのでしょうね。


fuefuki_kan at 07:58│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by かえる子   2011年02月08日 11:27
お疲れ様でした!会に伺う度にお弟子さん方の着実な成長に、刺激と励ましを受けております。貴師のお言葉、素敵ですね!私も、良い緊張感を保つように心がけています。が、実際はかなり緊張してしまうのですが…

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