黒塚ホームページの移動

2012年07月23日

日本の面影

本日、六本木俳優座にて紺野さんの「日本の面影」公演を拝見致しました!
とても感動致しました。

出演者皆さんの熱演が素晴らしいのはもとより、やはりラフカディオ・ハーンという人物が愛すべき先人であったことがヒシヒシと伝わり何度も目頭が熱くなりました。

明治以来極端な西洋文化推進により日本の良き伝統文化への意識が稀薄になってきてしまった。
(和楽器の製作職人がいなくなってしまった為、製法も一度失伝してしまった物もあるのです)
その事実を知り、肌で感じ自分も古典邦楽に携わる者として危機感を抱いてきました。
私が小学生になったころからでしたか、教員だった父が躍起になり学校教育に日本の音楽をとりいれる活動をする後ろ姿を見てきました。なんとなく小泉八雲とその父の後ろ姿が重なりジーンときてしまいました。

小中学生に是非とも観て欲しい!
そんな公演でした。

この素晴らしいそして愛しい日本の心を音楽の世界でなんとか次の世代の方達に伝えていけたらと…伝えていかなければと強く感じた一時でした。

紺野さん素晴らしい舞台を有り難うございました!


fuefuki_kan at 23:37│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
黒塚ホームページの移動