四国にてお茶のご縁も?

2013年04月29日

カミハテ商店

昨年の暮れ、京都南座顔見世興行に伺っているときに縁があって山本起也監督と食事をご一緒させて戴きました。
その頃にちょうど京都で映画「カミハテ商店」が上映されていたのですが、歌舞伎の時間と重なり観ることが出来ませんでした。
地方上映もすれ違い残念と諦めていたところ、下高井戸シネマのナイト上映になんとか伺うことが出来ました♪
終演後なんと山本監督が京都より駆け付けてくださり、一回限りのトークもありとお得な上映会だったのです。
image

重い題材の映画で正直とても疲れましたが、それほど山本ワールドに引き込まれたということです。
始まりのシーンから衝撃的でビリンバウ?かな、民族弦楽器の響きが過去と現在を繋ぐようです。
変化の無い毎日にを置いてきぼりにする様な振り子時計の時を刻む音が高橋恵子さん演じる主人公の心の闇を更に大きく見せる。
時間の経過も主人公の変化もそのきっかけもあまりにも日常の出来事で身近に普通に起こり得ることということもあって、最後のシーンでは高橋恵子さんの表情に救われたような思いがして会場がフワッと明るくなったように感じました。
音楽もアコースティックで薄い感じがかえって映画内の日常の繰り返し的な時間の経過を際立たせていました。

観に行けて良かった作品でした。
高橋恵子さんも本当に素晴らしい!
山本さん有り難うございました~!
お目にかかってまたゆっくりお話を伺いたいですね!


fuefuki_kan at 18:45│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
四国にてお茶のご縁も?