インターナショナルな長唄会大黒屋さんにて

2016年06月15日

歌舞伎座第三部

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歌舞伎座は義経千本桜からの演目となっていますが、私が伺わせて戴いているのは第3部。
四代目市川猿之助さんの忠信編より「吉野山」です。

昨日、中日を迎えてますますお客様からも喝采をあびる猿之助丈!
吉野山の静(染五郎丈)も大変に美しいのですが、やはり猿之助さん演じます忠信がかっこいい!
吉野山の中で私が最も好きな忠信のセリフは、藤太が大見得の後の
「星満々たりとも月の光に勝つこと叶わず、ならば手柄にからめてみよえ!」
です。
凄くベタですが、かっこよすぎる。
また、この澤瀉屋の吉野山の幕切れの演出がまた見せてくれるのです!
静が花道に入った後、本釣鐘がカーン!
廻りに飛び交う蝶々を目で追ううちに、狐の本性を現わすという…
しびれます。

あと半月、毎回しびれながら精一杯勤めたいと思います!

fuefuki_kan at 20:39│Comments(0)TrackBack(0)

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