島田宿明けましておめでとうございます

2016年12月23日

叡南の阿闍梨さま

師走も半ばを過ぎたというのになかなかキュッと冷えません。
その様な気候のこともあってか比叡山にさしかかると霧が濃くなにか異世界へ誘われるようでした。

今回も叡南律院の大阿闍梨俊照さまに護摩御祈祷を頂戴するために出かけました。
163
いつも穏やかで大きく包むように接してくださり、心安らぐ時を戴けます。
護摩の御祈祷を戴き、有難いお加持を賜り体が清々しくなるような昼食を頂戴しました。
165
慎みがありながら美しく手入れされた庭を拝見しながら戴く精進料理は、なんだか身体の隅々まで染み渡るようです。
俗塵まみれの心を洗い流して下さるような心地にひたりながら律院を失礼致しました。
166


その後、千日回峰行ご満行間近の浩元さまにお目にかかるため玉照院へ。
162
叡山をさらに登ると濃霧から抜け、晴れた空の下美しい雲海が!
169

まるで天地の狭間に飛び出したようで、しばし釘づけとなってしまいました。

浩元さまには数年前お目にかかる機会を戴きましたが、それより厳しい修行をさらに深められ、ご満行間近となられていらっしゃいました!
168
しかし、そのような厳しい苦行のことも笑い飛ばされ楽しく話をなさる姿に新たな阿闍梨様の誕生を確信!
有難いお加持を頂戴して、もう一年間たまりに溜まった淀みが清流となる心地で帰途に。

この日は一日素晴らしい景色が変わることなく帰りには夕日に美しく映える雲の流れと遠くの山の峰に再び感動したのでした。
(浩元さまも、このように長く雲の景色が続くのは稀なことですと仰っておられました!)
170
ご案内下さいました千葉様、ご一緒下さいました皆々様に感謝申し上げます!

また伺いたいなぁ~(^^)



fuefuki_kan at 01:31│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
島田宿明けましておめでとうございます