とても温かな心持前期終了

2019年07月11日

105歳

昨日は長唄協会主催の演奏会ご国立劇場で開かれました。
杵屋響泉先生という長唄界で現役最長老な先生が楠公を弾かれました。
楽屋でお目にかかった先生は足こそ弱ってはいらっしゃいますが、凛となさっており驚きです。
舞台に座っていらっしゃる姿は小さなお婆ちゃんですが、その身体から流れ出る音楽はとても豊かで深い。
耳ももう遠くなっていらっしゃるはずなのに、身体に三味線を弾くことが染み込んでいて自然に演奏なさっている感じでした。
「楠公」という長唄でしたので、ストーリーがはっきりしていることもあり場面が映像になって会場に広がるような錯覚を覚えました。
ノリもドラマチックで、息の無い演奏者には到底真似の出来ないものでした。

拝見できて良かった^ ^
お婆ちゃん先生から勇気と希望を頂いた思いで帰途に着きました。


fuefuki_kan at 11:23│Comments(0)

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