映像配信本年もあと僅か

2020年12月27日

お手紙


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名古屋のお弟子さんがお一人、お稽古をおやめになることになりました。
膝が悪くなってしまい、手術をするそうです。
退職してすぐに稽古場へいらっしゃり、20年ほど続けてこられました。
途中で大病をなさり、もう笛を吹けないかもしれないと言われた時も頑張って稽古に復活なさり、腰や膝が辛くなられても杖を突き、お一人で稽古場までお出かけになっておられました。
先日のお稽古の折に、今日を最後に失礼させていただきたい…と仰られた時にはとても寂しい思いでおりましたが、お手紙をいただきまして有り難く、嬉しく、思わず涙が溢れるのを拭うことも忘れ何度も読ませていただきました。


…お手紙…
「長い間、笛をお教えいただきましてありがとうございました。
良い音色で吹きたいと思いつつも、なかなか良い音色では吹けませんでしたが、笛は本当に大好きでした。
笛は私の人生の宝物でいつも側にありました。
病気をしたり、怪我をしたり、辛かった時も笛はいつも励ましてくれたり、心を和ませてくれました。
私が笛を続けることをいつも応援してくれた主人が亡くなって悲しかった時も笛は頑張れっといってくれました。それで頑張ってくることができました。
これからも笛は続けていきます。
今まで教えていただいた美しい曲の数々の譜面を出しておさらいをしようと思います。
残りの人生の友として、笛を愛し楽しんで吹いていきます。
笛と共に歩んできたことを幸せに思います。
83歳まで続けてこれたことを幸せに思います。
これからも頑張ります。
長い間、本当にありがとうございました。」



笛の音は心の音。
その方の心がそのまま音となって現れる。
貴方の笛の音、心の音はいつも一生懸命で真摯で命の息吹ような音でした。
きっと貴方の笛は、他の方が吹いても鳴らないのじゃないかなぁ。
笛も貴方のことが大好きだと思いますよ。
これからもずっと笛と一緒に永く楽しく過ごしてくださいね。
ありがとうございました。


fuefuki_kan at 23:44│Comments(0)

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